2地点間に張ったロープ上を電動モーターで自由に移動します。
アングルはパン・チルト・ロールの3軸方向に自在に動かせ、フォーカス・アイリス・ズームはリモートでコントロールできます。
CMや映画においても、ドローンを飛行させると支障が出てしまう環境での低空域の撮影にも適しています。
耐久力の強い柱やフックがあればそこに設置できます。
また、イントレを組むことによって屋外や耐久診断の難しい会場でも設置できますし、ロープの張る位置の自由度が高まります。
「ケーブルカム」「ワイヤーカム」と呼ばれるものがあります。
同様な機材ではありますが、金属製で硬いケーブルやワイヤーは万が一切断されてしまった場合に大きく弾けて周囲に被害を加えてしまう可能性があるのに対し、ロープの場合は下に垂れ下がるのみとなります。
走行時も金属音がしないので周囲に不快感を与えにくく、速度を出してもイベントへの影響を最小限に抑えます。
条件がそろえば短時間でロープの設置・撤収が可能な点も、クライアントさん達に喜ばれています。